There was an internship at CDB last week. Our lab hosted two undergraduate students. The intern students stayed at our lab for 5 days and they presented some results on the final day. The schedule was very intense for both students and the lab, but I felt it was a great experience for both.
先週は結構インテンスなインターンシップがあった。学部生が一週間理研のラボに滞在して、実験したりレクチャーを受けたりするというもの。そして、信じられないことに、最終日に、公衆の面前で4日間の実験の成果をある程度のクオリティで発表する、という任務がインターンに課される。僕らのラボも参加して、2人の学部生をホストした。久々に学部生を教えたりするのは、結構楽しかった。学生たちには、かなり野心的なプロジェクトをやってもらって、結果、データ的には玉砕系だったんだけれど、その過程でいくつかの非常に興味深いこともわかった。
インターンシップ中に結構な数の学生から、進路のことや留学のことを聞かれたりした。研究を将来続けていくかどうか、海外の大学院に行くかどうか、とか。結局、僕のアドバイスは、迷ったらリスキーな方に行く、ってことになる。僕はこの方針で今まで後悔したことは基本的に一度もない。リスキーな方を選択してうまくいかなかったことは何度もあるけれど、それでもその選択はよかったといつも思ってきた。反対に、リスクをとらなくて後悔したことは何度もある。こういうことを言うと、君はそんな感じでも結果的にうまくいったからそう言えるだけだよ、って言われそうだけれど、確かにそうかもしれない。でも、思うのだけれど、僕がUSにいた時に、夢を追いかけてUSに行ったはいいけれど(いいポジションで)日本に戻れない、みたいな人を結構見て来た。でもそういう人で、少なくとも、USにいってチャレンジしたこと自体を後悔している人には僕は会ったことがない。皆、結構苦しいんだけれど、それでも、積極的に夢を追いかけて来たという、苦しさの中に希望というか清々しさがあった気がする。こういう苦しさの中の希望っていうのは、消極的な選択をした時にはまず生まれない。まぁ、結局、こういうのって、最終的には人生をどう切り開いていきたいのか、っていう価値観に帰結するんだと思う。
なんかガラにもなく真面目なことを書いたんだけれど、こういうことを頭のどこかでで考えつつ、僕は、「もう行きたいなら、思考停止で海外行ったらいいやん」みたいなことを軽く言っているのです。